竹的雑感記~ヨーロッパ生活…その後~

ヨーロッパでの経験を活かし…東京砂漠で奮闘中。

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初野宿!やさしいおじさんと出会う(ヨーロッパ周遊63日目)

2008年4月18日。

この日は移動日だったが、午前中時間に余裕があったので再び前日出会った日本人青年とアテネの街を歩く。

そして基本的には興味のない美術館に彼の提案でいったりする。

P4180104.jpg

その後、2日間の間だったが随分と僕を慕ってくれた彼は空港行きのバス停まで送ってくれてそこでお別れ。

そして僕はGreeceのアテネよりItalyのMilanまで飛行機で移動する。

しかし、この辺りから雲行きが怪しくなる。

まず飛行機が遅れる…。

到着後、なかなか荷物が出てこない…。

Milan市内へのバスの乗り方がわかりにくい…。

そして空港から中心部まで大渋滞…。

と、マイナス要因が次々と重なり、Milan中心部に着いた時にはすっかり夜。

そしてSwitzerlandのZurich(チューリッヒ)行きの電車は既に全て終わっていた…。

なんてこったい。

こうなったら!…次の日の早朝にZurichに移動する事にして、Milan市内のホステルを探すがどこに電話かけてもどこも空いていない。

Hotelなら空いているようだが1泊100ユーロだとかいいやがる。

そして僕は…次の日のZurich行きの始発に乗る事にして、駅周辺で野宿を決意する。

その日は運よく駅前のスペースで誰かはわからないがLiveをしていた。

P4190107.jpg

少し時間は潰せたが、これも23時には終わる…。

夜は長い…そしてMilanの4月はまだ寒い。

それから誰も歩いていない街を歩いてみるが、暗くて何もわからない。

Sicily(シチリア島)を除けばそれが最初のItaly上陸となるわけだが、その日のうちにSwitzerlandに行きたかった僕には、そのありがたみなどかけらもない。

駅は構内に入れないようにドアを閉められてしまったので、僕はドアの外に座り込んだ。
そうすると一見ホームレスの男性が話しかけてきた。

聞き取りにくいが英語だ。

彼曰く

「こんなとこで寝るな。危ない。」

だそうだが、彼も見た目は他人に安心感を与えられるものじゃない。

しかし、英語は喋れるようなのでいろいろ聞いてみる。どうやら彼はイタリア人で、その名はドミニク。

Spainでコックをしていたらしいが、よりよい仕事を求めてItalyに帰ってきたらしい。

そんな彼が

「コーヒーでも飲みに行こう」

という。普通ならこの段階で怪しまないといけない・

どこに連れて行かれるかわからないから。

でも彼の笑顔は「本物」だった。人の良さがこれでもかというくらい出ていた。

僕は素直に彼について行き、そして駅近くのカフェでエスプレッソを一緒に飲む。

彼の英語は日常会話にも及ばないが、それでもItaly人で彼の年齢層で英語を理解する人は非常に貴重だ。

そして、彼は僕にその代金を奢ってくれた。

非常に申し訳ない気持ちになったが、彼の優し屋に甘える事にした。

その後は朝の4時頃まで、彼と話し続けた。

お互い英語が拙くても、それだけ長く話していると彼のいろいろな事がわかった。家族、これまでの人生経験、そして若い頃の武勇伝も含めて…。。

僕は本当にラッキーだった。

本来ならば5~6時間の間、ただただ時間が過ぎるのを待たなければいけなかったはずの僕は優しい初老のItaly人に声をかけられ、そしてエスプレッソを奢ってもらいさらに話し相手にもなってくれた。

朝になると彼は自分の電車の方が先だからと、笑顔で握手したあと去って行った。

おそらくは彼にはもう一生会わないのだろうが、もしチャンスがあるなら彼のはたらくレストランでうんと食べてうんとチップをはずんであげたい。

そんな幸運に恵まれた僕は無事になんちゃって野宿を終え、朝を迎えた。

そして待ちに待った始発の電車に乗り込み、Malta時代の友人Fabrizioの待つZurichを目指す。
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